人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ROLEO y JULIETA - I LOVE ROLEX -

kinotokei2.exblog.jp

千円 & 94110 SF

千円 & 94110 SF_a0162215_1201257.jpg

朝方帰宅し、午前中は特に予定入っていなかったので、少し多めに寝て昼出社に。。。
12時チョット前に自宅を出て、駅まで向かう一つ目の交差点で信号待ちしていると、60~70歳くらいかな?品の良さそうな初老のご婦人に声をかけられたのです。「横断歩道が怖いの一緒に渡ってもらえませんか」だって…とてもビックリしたけど、杖も持っているし足でも悪いのかな?と思って、快くOKしたわけですが、信号待ちしている間に話しを聞いてると、精神的に怖くてパニックになってしまうらしく…「それなら、手をつなぎましょうか」と言ってみるも、服でもどこでも良いから、少し掴ませてくれるだけで良いとのこと。まぁ、そんなもんなのかなと思い、一緒に信号を渡ったわけですが、何処へ行くのか訊いてみると、まぁ駅方向だったので、これも何かの縁かな?と思い、そこまで一緒に行ったわけですよ。ゆっくりと、一緒に歩いているうちに黙っているのも変なので、会話を振るわけですが、ご婦人も会話は嫌いではないらしく、色々と話してくれました。色々なものに迷惑をかけて生きているのが申し訳ないと。病気になってしまったことも申し訳ないと。自分もかなり耳の痛い思いでしたが、多分深刻度?が大分違うと思ったので、迷惑なんて、多かれ少なかれ、掛け合って皆生きているんだから気にする必要ない的なことを何度も言っている状況に、人の出会いに不思議なものを感じるわけです。
そんな不思議な出会いも別れの時間がやってくるわけですが、大きな財布から千円札を出して渡してくるのです。どうかお茶でも飲んで欲しいと。本日二度目のビックリ。全然いらない。なにそれこわい。ここから、押し問答がまた続くわけですが、もうどうしても頑として譲らないので、良くわからんけど僕の名刺と引き換えに受け取りました。また、この辺はドヤ街も近く、危ない人間も多いから、何があっても二度とこんな事をしてはいけないと婦人が了解するまで注意しました。
最後まで名前は教えてくれませんでしたが、一度の出会いに深い味わいを感じました。
さて、このお金はどうしたものか。
by tokeikinoko2 | 2013-07-04 22:59 | 94110 Snowflake